初心者向けにキーボード シンセサイザーの違いを説明いたします

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キーボード シンセサイザーの違いについて

各鍵盤の特徴

キーボードの場合

キーボード

・「スピーカー付き
・「音色がボタン1つで呼び出せるようになっている。」
・内部に入っている音色を合成《出来ない》
・「鍵盤の下に太鼓やマイクのマークが付いている(CASIO)」
・手の届きやすい価格帯

電子ピアノの場合

電子ピアノ

・「スピーカー付き
・「音色がボタン1つで呼び出せるようになっている。」
・内部に入っている音色を合成《出来ない》
鍵盤のタッチが重い(ピアノに近い)※重要!
・キーボードよりはボタンが少ない(モデルにもよる)

シンセサイザーの場合

シンセサイザー

・「スピーカーが付いて無い。
・「デジタルシンセサイザーもすぐに音色を呼び出せる。種類やアレンジが豊富。」
・「アナログシンセサイザーは自分で音を作る。」
・シンセサイザーは内部に入っている音色を合成《出来る》
・ビンテージであれば100万円近くの金額が付く機種も存在する。

※例外もあり、スピーカー内臓シンセサイザー「reface CP」という物もあります。

MIDIキーボードの場合

・MIDIキーボード

・「MIDIキーボード本体には音を鳴らす力が無い
・「外部の音源を鳴らすためのキーボード(テレビゲームでいうコントローラーみたいな物)」
・ボタンやパッドが多く、特定の機種に特化しているMIDIキーボードは金額が高い機種が多い
・基本的な機能のみの場合は安価な物が多い
表にまとめたものがこちらです。
※一般的に多く見られる仕様で比べたものです。例外もございます。
種類 スピーカー 音色数 タッチの重さ
キーボード 少ない 軽い
電子ピアノ 少ない 重い
シンセサイザー × 多い 基本的に軽いが重いモデルもある
MIDIキーボード × × 軽い

写真で見比べる違い

・キーボード参考写真

  • こちらが先述した「鍵盤の下に太鼓やマイクのマークが付いている」写真です。カシオのキーボードに付いています。
  • キーボードの「内臓スピーカー」です。逆にほとんどのシンセサイザーは内部スピーカーが無いので、こちらは大きな違いになります。
  • 1回押せばすぐ音色を選べる分かりやすいボタン。ピアノ・ドラム・ストリングスなど音色の名前が割り振られています。音色のアレンジは出来ません。

・電子ピアノ参考写真

  • これは電子ピアノの鍵盤部分です。押してみるとタッチが重いです。逆にキーボードやシンセサイザーはスコスコしています。
  • このモデルは鍵盤の上部にスピーカーが付いていますが、サランネットの部分を取ると位置的にはキーボードと同じ両端にスピーカーが付いていますね。
  • 電子ピアノのボタンは大体20個無い程度の数が多いです。メトロノームと音色とリバーブ(残響音)の調整とデモ演奏のボタンが付いてることが多いですね。

・シンセサイザー参考写真

  • Attack・Decay・Sustain・ReleaseなどのボタンはシンセサイザーならではのADSRという制御信号の事です。
  • キーボードでスピーカーが配置されていた部分の写真です。シンセサイザーにはスピーカーが無く、ロゴが配置されています。
  • デジタルシンセサイザーの場合は液晶画面で音色を選択したり、音色をアレンジ出来ます。アナログシンセサイザーは液晶画面がありません。

・MIDIキーボード参考写真

  • 左側にピッチホイールと呼ばれるものが付いています。これはシンセサイザーにもよく見られます。
  • MIDIキーボードは「ゲーム機で例えるとコントローラー」です。単体では音が出せませんし、もちろんスピーカーも付いてません。
  • MIDIキーボードにもボタンが付いています。プリセット呼び出し用の番号が割り振られています。この辺はキーボードによって違います。

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